2009.05.31
まあ、今回産地見学をしての感想ですが、本当に生産者の皆さんが、気を遣われて、一生懸命生産をされているんだな、ということです。
最初に伺ったのは、マルヒロさんです。
こちらでは、デルフィニウムというお花を生産されています。
こちらの生産者の方が、これまた気さくな方で、大変お話を伺って楽しかったんですけれども。
生産技術・作付の仕方と剪定の仕方など、あますところなくお伝えくださいました。
いかに端正に生産されているのかが、よくわかりました。
そして、最後に、自身もコストダウンに極力努めていることに触れられ、そこから、絞り出すような悲鳴が聞こえてまいりました。
「まあ、こんな時代ですから・・・お花屋さんも、大変苦慮されているここおは存じますが・・・まず、出荷しても値段がつかないのが現状ですよ。もうほんと、どうしたらいいんでしょう。ぜひ販売現場の声を教えてください。どうしたらいいんだ!もう!って感じなんですよ」。
これには、一同絶句でしたよ。
でもほんと、販売現場も、最近の安売り傾向、需要の低下には、もうほんと、どうしたらいいんだろう、教えて下さいって感じなので、、、生産農家に適切なお返事ができない、というのが正直なところです。。。はい。。
「もうよ!今度はゆっくり来てください。近くにかんぽの宿もあるから、泊りがけで、宴会しながら、お互い本音で語り合いましょうよ!やっぱ酒はいんねえと、本音は出ねえよ!」
とおっしゃるので、今度は泊りがけで伺おうと思います。とびっきりうまい酒を持ってね(笑)。
次に伺いました加瀬さんでは、トルコキキョウなどを生産されていました。
こちらでもやはり、コストダウンのために、株の間隔をぎりぎりまで詰めて、一本でも多く、しかもまっすぐ育つように、生産の工夫をされていました。
間もなくトルコキキョウも切り終えて、土のメンテナンスと、ハウスの修理を行うそうです。
この時期に設備投資をされるのは、本当に大変なことだと思います。
ガーベラの生産現場も拝見しました。
こちらのガーベラ。小輪系でかわいいんですけど・・・間もなくなくなっていく品種だそうです。
「もうこちらは、品種として淘汰されてしまうんです。ガーベラは本来、そっくりかえって咲く品種もあるお花です。でも販売現場では、それは許されない。厳しいですよ」。
「こちらの品種にも、やはり根強いファンがいるんです。どうしてやめちゃうの?っていわれますよ。でも、大本営の種会社が生産しない以上、私たちは勝手に株を増やして栽培はできない。それは法律に触れますからね」。
結構、販売現場と生産者、そして種会社の間にも、意見の相違があり、ここらも非常に難しいな、と感じました。
ちなみに肥料はマグアンプでした。当店でも販売中です(なんちゃって)。
ハウスの温度管理、土の湿り具合など、すべてマイコン制御になっており、見学中も屋根が自動的に開いたりしまったり、空調が入ったり止まったりしておりました。
ガーベラは南アフリカ原産で、できるだけ原産地に近い気候を再現しているのでしょう。
生産者の努力・苦労の末生まれた命は、こんなにも美しいのです。
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