ふくふくスタンプツアー回顧録②

というわけでございまして、ツアー回顧録、其の2でございます!
バスを1時間ほど走らせまして、清水ICに程近い、あの西園寺公望が愛した、興津坐漁荘へ。
渡辺さん

ボランティアガイドの渡辺さんに、お話を伺いました。

西園寺公望は、この地にて、重要な政策会議も行いました。
第2の首相官邸、といったところでしょうか。
一見すると、所謂どこにでもありそうな、開放感あふれる民家ですが、実は、セキュリティーも万全だった、とのこと。
実際、重要な会議は2階の間で行われることが多かったのですが(晩年は足を悪くしたので、1階の洋間でありましたが)、2階の間から立って外の景色を眺めると、こんな感じ↓

ところが、座った状態で、外を眺めると・・・
座って外を眺める

庭先からは、中にだれがいるのか、見えないようになっているのです。
当時の景色

ましてや、当時庭先はすぐ海だったので、不審な船が近づいてくれば、すぐに分かるのです。
しかも、廊下は鶯貼りになっていて、誰かが近づいてくると、キュルキュル音がするようになっているのです。
よって、こんな開放的な空間で会議をやっても、情報漏えいなど、まったく問題はなかったわけです。

外の様子が、手に取るように分かるこのつくり。
今のセキュリティーの、見せない、という発想とは、まったく逆の発想であります。
ましてや、窓の外は、万葉の時代から愛された、興津の絶景であります。いいアイデアが、ボンボン生まれてくるわけです。
工地帯

本当の意味での、豊かさ、とは?

今や庭先は、当時の面影もなく、高速道路と工業地帯から成る、埋立地となっております。
西園寺公望の愛した絶景は、日本の経済発展の代償として、遠い記憶のかなたに消え去ってしまいました。

はたして。
西園寺公望は、いまこの窓から広がる風景を見て、嘆き悲しむのでありましょうか?

それとも。
日本の繁栄・発展の象徴である工業地帯に、目を細めるのでありましょうか。
さくら
今、その答えは、知る由もなしー。
洋間のさくらに、近づく春を予感するのみ、にございます。

ところで、
時代考証人

当商店街のバスツアーには、なぜか、「時代考証」という役割のスタッフが。
いったいどういうことなんでしょうか?

答えは次回。
 

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